三条西洞院西入るの人気スペイン料理店「EL BOGAVANTE 346」の新展開。
大徳寺横、新大宮商店街の北大路を一本上がった脇道に入って直ぐの、地域に根ざしたお店としてオープン。
ソムリエおすすめの美味しいスペインワインとEL BOGABANTEがプロデュースしたスペインのお惣菜Tapas(タパス)を、テイクアウト でもイートインでも楽しめる気軽にして本格的な店舗。
1人や2人飲みに嬉しいカウンター席と家族や気のおけない仲間と小さく盛り上がれるテーブル席をご用意。
酒類販売許可も取得されており、店内飲みで気に入ったワインを冷蔵ケース内の冷たいタパスや作り立てのタパスと共に持ち帰りおうちパーティーにもうってつけ。
酸化を防止するワインサーバーも完備し、ボトルを開けずとも色々飲めるグラスワインのバリエーションも豊富。
カタルーニャ風肉団子などの煮込み料理やパエージャ(パエリア)の素など、オリジナルレトルト商品も充実。
年に一度のスペイン研修を絶やさないオーナーの、スペイン料理やスペインワインへの愛に満ち溢れた小さくとも充実したスペイン時間が流れている。
設計:久和幸司設計事務所
VINO VINO
https://www.instagram.com/vinovino.kioto/
〒603-8215 京都府京都市北区紫野下門前町2-2
定休日 火・水曜日
info@vinovino.life
レクサス専門店 AiMEX JAPAN【アイメックス ジャパン】
令和4年秋オープンのLEXUS専門店。
8年間のトヨタディーラーとしての強みと経験を
存分に発揮するレクサス専門店が
より一層の業務展開を目指し、拡張移転オープン。
自分でも買いたいと思える車だけを仕入れ
仕上げる姿勢には信頼が寄せられており
評判が評判を呼び、販売は京都に限らず全国に及ぶ。
納車の際も陸送業者に依頼せず
代表自らが直接届けるというこだわりが頼もしい。
全車無事故車、保証付き、認定検査済み。
品質最優先の観点から「出来る限りノーマルに近い車」
「カスタムの場合も基本的には純正オプション使用」
「LEDバルブ交換なども日本製を使用」
「納車時の全車記録簿付き点検」
「修復歴等のシビアな部分に関しては、全車、専門の評価機関(AIS)による判定」を実践。
そんな車両としての安心感を十分に支えるのは
ショウルームに併設した最重量のLXにも対応の専用のピットと納車準備室。
機能性はさながらの事、
撮影場所としても活用できるほど”映える”ピットに仕上げた。
そして何よりレクサスの高級感、信頼性を
ストレートに伝えられるメインショウルームは
重厚な落ち着きと共に、無機質さとナチュラルさが共存する心地よい空間に。
ピットとショウルームを眺めながら
ゆったりと過ごしていただくカウンター横には
代表自らがセットした海底のシーンの中で
さまざまな海水魚が泳ぎ癒しをもたらしてくれる。
面している葛野西通からだけでなく
高辻通との交差点からもよく見える立地を生かし
ショウルームそのものが看板のように人目を引く
アイキャッチとして機能している。
設計:久和幸司設計事務所
撮影:kuehr
レクサス専門店 アイメックス ジャパン
京都市右京区西京極午塚町48
https://aimex-japan.com/
フォルクスワーゲン専門店 Watervalley [ウォーターバレイ]
令和3年7月オープンの関西最大級のフォルクスワーゲン専門店。
「"国産車の予算で"上質なカジュアルを日常に」のコンセプトのもと
自らもフォルクスワーゲンを愛するオーナーが、新しい時代の車選び・車との付き合いをサポートすべく
誕生させた関西最大級のフォルクスワーゲン専門店。
お洒落さだけを追求するのではない社風は、京都初の介護福祉車両専門店を業界に先駆けて展開し
現在では日本全国への福祉車両納車実績を積む姿勢からも明らか。
元々、車両整備行から始まった会社らしく、販売後のメンテナンスにも定評があり
親子何代かのお客様も多い、信頼が詰まった会社。
今回はインテリアや家電製品や雑貨や衣服と同じ目線で
機能性とファッション性のベストなバランスを探していける
ひとクラス上の心地よい店舗を目指されたため
お客様に寛いでいただける、時を経たイメージの床材や壁面でカジュアルさを・・・
ほっこり和んでいただけるようにカフェ風スペースを・・・
しっかりした造りの車のイメージを醸し出す重厚なカラーリングも所々のアクセントに・・・
掃除のしやすさや耐久性も満たす材料や間取りで
お客様も働く人々も気持ちの良い空間であることを心がけた。
「直接、ご来場の上、試乗して選んでいただけるのが一番確か」とは思いつつ
ネット販売の重要性も踏まえ、SNS映えも意識した撮影ブースも完備。
従来のコーポレートカラーであるMIZUTANIブルーよりも彩度・明度を抑え上質感のあるインクブルーに変更。
水=water、谷=valleyという単純な訳で、わかり易くもお洒落指数をアップした。
スピードの出る1号線沿いの直線道路ながら目を引く店舗が完成。
多くの方にVWの魅力を伝え愛され続ける店舗に育ってくれますように。
設計:久和幸司設計事務所
ネーミング・ロゴデザイン:koha*
フォルクスワーゲン専門店 ウォーターバレイ
京都市伏見区下鳥羽西芹川町22番地
https://vw-watervalley.jp/
京都の五花街のひとつである宮川町や恵比須神社に程近い立地のカフェ。
生活形態の変化に伴う2階以上の居住部分のリフォームと共に
ガレージと裏庭を店舗へとリノベーション。
生家が服地や和紙の草木染めを生業とすることから
穏やかな天然色に馴染んできた店主の作り出すスイーツやドリンクは
着色料を一切使わない、繊細な色合いと味わいが秀逸。
自家栽培の和薄荷を丁寧に抽出したミントフレーバーは
人工的なミントが苦手な方々にも大好評。
そんなミント愛は壁面や建具や暖簾やロゴマークにも
微妙なニュアンスの変化で随所に登場するミントブルー、ミントグリーン、グレイッシュグリーンにも溢れている。
晴れた日の木陰の心地よさが好きな店主が選んだ
手仕事の微細な表面感のタイルやムラのある塗装や
木漏れ日のような効果のあるランプシェイドで
癒しの空間が出来上がった。
【grayish green グレイッシュ・グリーン】
〒605-0811 京都市東山区小松町164
https://www.instagram.com/mnt__kyoto/
設計:久和幸司設計事務所
ロゴマーク:koha*
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2020年7月【いで湯と城と文化のまち】である四国・松山にオープンしたホテル。
【Energize】をキーワードに
空と海を思わせるブルーと、特産品である伊予柑をイメージしたオレンジで構成した
スタイリッシュながらあたたかみのある空間。
旅や出張の疲れを癒し、心身のエネルギーをチャージして出発していただけるホテル。
日本に12しかない現存天守の松山城、日本最古の外湯といわれている道後温泉へのアクセスも良好。
坂の上の雲ミュージアムや萬翠荘などの文化的な観光名所にも近い理想の立地。
設計・デザイン監修をさせていただきました。
ホテルビスタ松山
愛媛県松山市一番町3丁目3番地5
Tel :089-934-0202
Fax:089-934-0203
http://matsuyama.hotel-vista.jp/ja
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JUGEMテーマ:建築設計
2019年、年の瀬にオープンした料理屋『自在ーZIZAI』。
京町家でおばんざいをいただくスタイルの草分け
『うしのほねグループ』が新展開する
コース料理をメインとした、ひとクラス上質な位置づけのお店。
以前、この地で営まれていたイタリア料理店の居抜き物件。
厨房設備や設えを可能な限り活かしながらも
殆ど倉庫や休憩スペースとして使われていた2階を有効活用するため
狭小さを極める幅の階段を改善したり
柱を足して補強したり、床材の補充や強化で振動や騒音を無くすなど
構造物としての安定のための躯体工事を主軸に
“ドラマティックなモダン和風料理”をアシストする”ときめき”をプラスした。
1階の既存カウンターには上質な白木で化粧を施し、照明器具の当て込みで抑揚を。
奥の小さな庭には白玉砂利と五葉松苔玉で、ユーモラスな和の造形美を。
ギラギラの光沢ではなく、抑制の利いた光沢感を随所に散りばめて影を際立たせ
緩急を楽しむコース料理さながらに、質感や模様にもリズム感を持たせた。
元々、町家ブームが始まる随分前から、町家再生を実践してきた企業である。
今更、サスティナブルやエシカルを声高に述べるまでもないが
2階客席の椅子は、『うしのほねグループ』系列店で長年に渡り
使われてきた椅子を張り替えたもので揃え
空間だけでなく、家具等も
古きを活かし、新しきを創る姿勢を忘れてはいない。
ご多分にもれず、海外資本や東京資本の店舗が増え出した京都の街。
地元企業の新展開を心待ちにする人々も多い中、
路地奥の小さな店ながら、担っているものの意義の大きさは無限なのである。
【料理屋 自在ーZIZAI】
〒604-8083
京都市中京区三条富小路西入る中之町12-3
(うしのほね あなざ西脇の路地奥)
TEL:075-212-7535
ホームページ http://kyoto-zizai.com/
設計:久和幸司設計事務所
ロゴマーク・ショップカード・暖簾等:koha*
撮影:上平和慶
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ORANGE BIKE
京都市内に6店舗展開中の【ORANGE BIKE(清水自転車)】。
「これからは自転車の時代だ」と、先々代が東海地方の自転車製造所で修業され
地元・京都に戻りご自身の礎を作ってくれた製造所への敬意を込め
【清水自転車・京都店】として開業された歴史ある自転車屋さん。
残念ながら東海の元祖【清水自転車】は時代の趨勢でなくなってしまったが
【ORANGE BIKE(清水自転車)】は、日常使いからマニアックなスポーツタイプまで
幅広い品揃えと確かな技術で、地域の人々に愛されている。
古くなった自社ビルの鉄骨の補強など、構造部分にも踏み込んだリニューアル。
ウッド調のフローリングとチェッカープレートによる
ナチュラルさと少しハードなイメージを掛け合わせて
従来からの地元のお客様だけでなく、アウトドア好きのお洒落男子などへも訴求出来るようにした。
奥の事務所の壁面は元気の出るアイコニック・カラーのオレンジ色仕様。
リニューアル後は「狙い通りのお客様がグンと増えました」とオーナー様の弁。
お洒落な街乗り用、ママ必携の電動アシストタイプ、ちびっ子用、
あると嬉しいカスタマイズ・パーツも盛り沢山。
販売だけでなく、お修理やクリーニング、チューニングなどもお手の物。
ORANGE BIKE(清水自転車・常磐店)
京都市右京区常盤久保町15-20
Phone:075-872-8646
Fax :075-872-8655
https://www.facebook.com/shimizu.bc/
http://www.shimizu-bc.info/
http://www.shimizu-bc.info/map-add-page
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Doggy J Photo(ドギージェイ・フォト)
上桂にある人気のペットのトリミングサロン&ホテルが運営する新展開のフォトスタジオ。
上桂の【Doggy J】が、トリミングやペットホテル、ペットの幼稚園がメインであるのに対して
紫野の【Doggy J Photo】は、季節のしつらえを背景にしたペットの写真撮影が存分に楽しめるサロン。
とっておきの写真のためのトリミングスペースは衛生面と機能面を何よりも最優先に設計し
一番お似合いの洋服や雑貨を心おきなく選んでいただくために
洋服や雑貨等の物販スペースもしっかりと確保。
ペットだけの撮影ブースだけでなく、年賀状や季節のご挨拶にも使える写真を
飼い主とペットが一緒に撮れる大きなスクリーンも完備。
(撮影時は年賀状用の和風のセット)
少しだけ背伸びした優雅な時間を過ごしていただくべく
オーナー様は「女性の大好きな夢見心地のロマンティックな空間を」とのリクエスト。
甘いピンク基調の上桂店よりは、少し落ち着いた穏やかな淡いブルー基調でまとめた。
ペットの脱走防止と風除室を兼ねたエントランス部分は印象的かつ非日常な壁紙で遊び、
フォト&物販スペースは、抑えたトーンの英国製のシックな壁紙で、商品映えを最優先に。
トリミングとスタッフルームは、働く方々の気持ちが安らぐ、僅かに赤みを含んだ室内に整えた。
写真は無いが、トリミングルームは全体を丸洗いできるのではないかというほど
衛生管理に配慮した仕様が自慢である。
オープンして既にもう何度ものリピーター様も虜にしている、腕の良いトリミングも評判。
洋服や雑貨もアメリカから取り寄せたこだわりの逸品揃い。
ラグジュアリーな空間でのワクワクするようなサービスを提供するだけでなく
桂では、シニア犬や介護を必要とするペット達のケアステーションも24時間体制で完備し
総合的にペットと共存共生する社会を目指す骨太な会社である。
〒603-8245
京都市北区紫野西蓮台野町55-3
TEL:075-406-1200
定休日:毎週火曜日
トリミング:毎週火曜日・木曜日
AM10:00〜PM6:00
https://www.facebook.com/doggyjphoto/
2018年で創業70年を迎えられた有限会社 昇苑くみひも様の『宇治本店』。
住居や料亭として使われていた、様々な時代をかいくぐった築100年の町家を活用し
「伝統工芸品としての京組紐」「日常使い出来る京組紐雑貨」の物販スペースの他、
「原料としての組紐」の販売及び商談スペース、ワークショップスペース、本格的な組紐教室など
製品を販売するのみならず、技術や文化を発信する旗艦店としての役割を満たす空間となっている。
近くにある工場では
染めから糸撚、撚りかけ、組みあげ等組紐への加工、雑貨の製造など一貫生産を基本としており
職人達の手組みの逸品はもちろん、機械化を図ったからこそのカジュアルな雑貨にも定評がある。
設計するにあたり念頭に置いたのは、まったく新しいものに改修するのではなく
古い町家を復元することに注力しようということ。
幾度かの増改築を経た明治時代からの建物であったため
まずは全体を紐解き、社長の幼い頃の記憶とも擦り合わせ
必要な面積と動線・導線の洗い出し、確保と進めた。
『昇苑くみひも宇治本店』前の道こそが
本来の平等院への参道であったと、400年前の文献にも記載されており
本格的に観光産業にも力を入れ出した宇治の『まちづくり』の一環として
歴史在る佇まいの参道に相応しい表情を心がけた。
通りに面した大窓には、十分な採光で正しい色を識別できるようにと
昔の知恵が詰まった紐屋(糸屋)格子を採用。
視線の抜けも良いため、通りから奥の中庭までが見渡せるようになっている。
中庭も元の状態を出来るだけ活かし、築山やつくばいを整えてもらった。
ゆくゆくは草木染めに使える梅やタデアイなども植えて次世代に繋ぐ仕掛けも・・・
元々在った、網代天井や玉石敷きの玄関などはそのままに。
障子、唐紙襖、格子、畳など、当たり前の部材や素材を在るべき所に。
社長の思い入れがある『おくどさん』も残し
炊きたてご飯にも石庭にも見える白い寒水砂利を施しディスプレー台として活かしている。
店舗導入部分は親しみ易い雑貨を
奥は帯締めなど通好みの品を販売するため
入り口付近は明るく開放的に
通好みの品々は茶室のような空間を設け瓦に近い鈍色で包み込んで差別化している。
【昇苑くみひも 宇治本店】
〒611-0021 京都府宇治市宇治妙楽146-2
TEL:0774-66-3535
ホームページ https://www.showen.co.jp/
設計:久和幸司設計事務所
撮影:下村写真事務所 下村康典
1985年(昭和60年)創業。
京町家でおばんざいをいただくスタイルの草分け『うしのほねグループ』の新店舗。
先斗町のお茶屋の風情を色濃く残した空間を
“野趣溢れる質感”と”端整なリズム感”と”ほんのりした艶やかさ”の
黄金比を探りながら設計した料理屋。
繊細な格子木が象徴的なしっとりとした情緒漂う先斗町から、
鴨川沿いに広がる納涼床(夏期のみ)までをつなぐ
まさに”鰻の寝床”の細長い空間。
京町家の”おくどさん”のようなカウンターに迎えられ、塗り壁の廊下を抜ければ、
鴨川越しに東山を抱く絶景を目の当たりにする。
二階には4名、8名、10名、18名に対応できる個室もあり
お座敷が辛い世代の方にも安心して楽しんでいただけるよう、座面の低い椅子席も完備。
古くからの壁、天井、窓、柱などを生かしつつ
新たに作り込んだ構造体や建具の塗装を馴染ませたり、あえて塗り分けたりと
空間を使い分けてみた。
近年、多国籍な料理店が増え
味わえる料理も店構えも行き交う人々もインターナショナルになった先斗町。
その中で、古き良き時代を彷彿とさせる先斗町ならではの面持ちを復刻させた。
土から作り込んだ自然の恵みである野菜と、新鮮な魚介をメインにした料理屋らしく
藁を混ぜた土壁とつるりと濡れたように見えるタイルの対比が美しい。
昔ながらの先斗町を知る世代には懐かしく、
現在の先斗町を通りゆく若い世代には「いつか先斗町で食事してみたいね」と憧憬を抱いてもらえるような王道の料理店。
【草風土(そうふうど)うしのほね】
〒604-8003 京都市中京区先斗町三条下る橋下町136
TEL:075-212-8224
ホームページ http://www.soufuudo-ushinohone.com/index.html
設計: 久和幸司設計事務所
ロゴマーク・印刷物デザイン・のれん・花器等床の間室礼:koha*
照明・音響:UK ARCHITECTS 上平和慶
撮影:下村写真事務所 下村康典
創業昭和14年。
京都で型友禅やプリントにたずさわってきた染色会社のファクトリーブランドの直営店。
5年前から、和柄をモダンにアレンジした布製品を百貨店催事やECサイトで販売されてきた実力派。
旗艦店出店地として選ばれたのは、観光客で賑わう”京の台所・錦の商店街”と
地元客からも親しみを込め「大丸さん」と”さん付け”で呼ばれてきた百貨店のすぐ近くという好立地。
約15?のコンパクトな店内には、可動式のテーブルの他、壁面や天井吊りを生かしたディスプレースペースが効率良く組み込まれている。
場所柄、”京土産のイメージを醸し出す和風店舗にすべき”か
”ニュートラルなイメージのナチュラルテイストにすべき”か、迷われるところではあったが
クライアントの最終判断は『白を基調としたナチュラルな店構え』。
奥行きの浅い店内全体を一枚の完成された絵画のように見立て、ガラス引き戸を全開にして
その絵画の中の世界に踏み込んで行けるような楽しさがある。
ブランドのイメージカラーとして定着しているターキスブルー(ターコイズブルーの染料名)を
箱文字と木建具とフラッグに配しただけのシンプルな構えに
工場より直送される、季節を告げるモダンな和柄が楽しげに並ぶ様は圧巻。
手捺染やインクジェットによるプリントなど、幅広い方法で表現された布の妙味は京都ならでは。
【亥之吉 ino-kichi】
〒604-8125 京都市中京区魚屋町510-3
TEL:075-256-7077
ホームページ:http://www.kyobiijt.co.jp/brand/
設計:久和幸司設計事務所
撮影:UK ARCHITECTS 上平和慶
JUGEMテーマ:建築設計
【大商硝子株式会社】
食品・酒類・化粧品・医薬品・衛生商品等々、さまざまな企業の商品を包み込み
生活者の元へ届けるためのボトルやジャーを製作する企業です。
商品イメージを余すところ無く伝え、日光遮蔽性や軽量、配送利便性、再生性にも長けた容器を提案・製造する会社の
ショウルームや展示会ブースの設計をお任せいただきました。
ショウルームはコーポレートカラーのブルーを基調に、正しい色目とそれぞれの確かな素材感が伝わる照明も見どころ。
展示会ブースは、シーズンテーマがストレートに伝わる設計を。
このシーズンは?(GYOKU)という"貴重な石"のイメージを伝えることに注力しました。
設計:久和幸司設計事務所
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京都市内や箕面市のフランス菓子店で技を研鑽されてきたご夫妻が
満を持してオープンされた職住一体の洋菓子店。
人と人や、幸せな時間や想い出につながる”扉”と
笑顔の光を灯したいという思いを込めた”ふたつのランプ”を店名に冠した
「本格的な味」と「オーダーケーキもお気軽に!」という親しみ易さの二本立て。
直線につきスピードを上げる車も多い通り沿いの、やや奥まった場所に在るため
誰の目にも留まるよう、ファサード自体に看板的要素をもたせるべく
大小さまざまな、扉型の窓を配置した。
また、いくつもの小窓を開閉できるようにした理由はもうひとつあり
店内が見えるようにしたいが、西日を遮断したいとの
リクエストに対する最善の解決策でもあった。
小さな子供や犬が、低い位置の小さな窓に反応してのぞき込む様に
道行く人々にも思わず笑顔になる仕掛け。
薄暮の刻には、大小の窓から溢れ出すあたたかな光に
思わず急ぎ足を止め、ふらりと立ち寄りたくなる。
機能最優先のフル装備に近い厨房は、ステンレスと蛍光灯のクールな色合い。
ほっこりと居心地の良い小さな店内は、木とテラコッタタイルと電球色のあたたかさ。
主役の生菓子と焼き菓子も、清酒や茶を生かしたご当地もの、
旬を味わうシンプルなケーキ、王道のフランス菓子など目移り必至の多彩な顔ぶれ。
貼り箱・紙袋なども贈答にピッタリの上質さで
普段使いから特別な贈り物まで対応できる、実に心強い”まちのお菓子屋さん”である。
【Porte deux lampes ポルト・ドゥ・ランプス】
〒612-8017 京都市伏見区桃山南大島町71-58
TEL:075-200-4872
ホームページ:http://ameblo.jp/porte-deux-lampes/
設計:久和幸司設計事務所
ロゴマーク・看板・各種印刷物等のデザイン:koha*
写真撮影:UK ARCHITECTS 上平和慶
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ミズタニ カーデパートメント
MIZUTANI CAR DEPARTMENT
既存建物の骨組みを再利用してコストダウンをはかりつつ、明るいイメージに一新した前回の改装から年月が経ち、本社機能・整備工場・カーデパートを集約し、新たに同店舗でのトータルサービスを展開することになり、今回新築されることになった。
白とコーポレートカラーのブルーのイメージはそのままに、3種類のブラウンを用いることにより親しみやすい雰囲気を演出した。建物に対してデスク配置・階段・照明計画を45度振ることにより、流れを生み出し、開放された店舗空間を目指した。
自分の車が工場内で整備されているところを店内カウンター席に腰掛けながら眺められるのも安心と信頼の嬉しいサービスである。
設計:久和幸司設計事務所
ロゴデザイン:koha*
ミズタニ カーデパートメント
京都市南区吉祥院宮ノ西町27
http://www.car-mizutani.jp/index.html
【椿-tsubaki labo-KYOTO】は、アートとプロダクト、現代のライフスタイルや価値観と伝統的な技術を結ぶギャラリー及びショップ機能を持ったラボラトリーです。「作品」と「製品」の境界線。「制作」と「製作・生産」の分岐点。そんなところも面白おかしく真面目に研究しながら、「発想する」という能力と、それを「具現化する」技術や生産背景をつなぎたいと思います。一個人様の発表の場としてでなく、企業様の「開かれた展示会場」としても機能したいと考えます。そうやって生み出された「モノ」や「コト」や「過程」が人と人をつないでゆっくり広がってゆくことを願って。
【椿-tsubaki labo-KYOTO】は三条両替町の大正時代の木造洋館をリノベートした商業施設文椿ビルヂング(ふみつばきびるぢんぐ)1階にあります。京都一の目抜き通りである烏丸通にほど近いビジネス街である反面、周辺には国内外からの宿泊客で溢れるホテルが多数あるため地元のお客様のみならず、観光やご出張で京都を訪れる方々との出会いも期待できる立地です。江戸時代より町衆の心意気で学芸を支え、明治時代には古き良きもの、新しきものを融合させたこの地の持つ力を存分にご活用いただければ幸いです。
【椿-tsubaki labo-KYOTO】
住所:京都市中京区三条烏丸通西入ル北側御倉町79 文椿ビルヂング1階
営業時間:11:00〜20:00
定休日:火曜日
電話:075-231-5858
メールドレス:tsubaki.labo.kyoto@gmail.com
◆アクセス◆
市営地下鉄「烏丸御池駅」下車5番6番出口より、徒歩3分
京都バス・市バス「烏丸御池」下車、徒歩7分
阪急電車「烏丸駅」下車、徒歩10分
大正時代の洋館をリノベーションした大掛かりなプロジェクト。室町の繊維不況で古くからの建物が姿を消しマンションや駐車場に変わり、街の景色が画一的になっていくことを危惧し、2000年より残したい物件ピックアップから始まった。保存という消極的な残し方ではなく、新しい京都の文化を発信し続け、ビジネスとしても収益をあげられる方法を模索し、実行する積極的なプロジェクトである。現行の消防法をクリアしつつ可能な限り、寺院建築ばりに高い天井や太い梁などを見せられるよう設計した。古い木造階段をそのまま利用し、回遊性を持たせるよう新たな階段も設け、日本がハイカラな文化に目覚めた頃の匂いをゆったり感じながら、ショッピングや食事など楽しめるようリラックスとデラックスという相反する要素を掛け合わせた。
設計:久和幸司設計事務所
ロゴデザイン:koha*
文椿ビルヂング
京都市中京区三条通烏丸西入る御倉町79
http://www.fumitsubaki.com
アクセス
・市営地下鉄「烏丸御池駅」下車5番6番出口より、徒歩3分
・京都バス・市バス「烏丸御池」下車、徒歩7分
・阪急電車「烏丸駅」下車、徒歩10分